PC: Windows XP 最初の設定
世間では Windows Vista が話題ですが、僕は急に、古い Windows XP マシンを再セットアップすることになりました。 自分へのメモを兼ねて、最低限の設定をまとめてみます。 なにか参考になるものがあれば幸いです。
セットアップの最初は、Windows Update から。 今回のマシンは SP2 版だったのですが、それでも現時点で 69 個ものパッチが推奨になってました。 1つにまとめた Security Rollup がそろそろ欲しい頃合いですね~
このマシンはこの状態で安定稼動していたので、復元用に保持されている旧バイナリをさっくり捨てて、ディスク容量をかせぎます。 まずは c:\windows ディレクトリ以下に大量に作成される隠しディレクトリ $Uninstall* を削除。 アクセサリ→システムツール→ディスク クリーンアップで復元ポイントも削除。
ここで不要なプリロードアプリがあったら、アンインストールしておきましょう。 僕は購入する気の無い体験版・期間限定版をさっくり削除します。 タダで使える期間が勿体無いとは思うのですが、システムが安定稼動してから入れ替えるのは嫌なので、割り切って最初に削除するようにしています。
引き続いてディスクの最初の区画整理です。 若干危険なので、自信がなかったら真似しないでね。
システムのプロパティ→詳細設定タブ->パフォーマンスの設定ボタン→詳細設定タブにある仮想メモリで、ページングファイルなしを選択します。 システムが再起動しますので、アクセサリ→システムツール→ディスク デフラグでc:ドライブをデフラグします。 空き容量が多いハズなので、あまり時間はかからないでしょう。
ディスク内部がすっきりしたところで、さきほどと同様の手順でページングファイルを適切に設定します。 ここで僕のお勧めは、カスタムサイズにして最小と最大の値を同じにすること。 ちなみに今回はマシンの実メモリ512MBの倍、1024MBを設定してみました。
Windows 標準のデフラグ機能はあまり賢くないので、ページングファイルをきちんと処理してくれない気がします。 これが上記の面倒な手続きの主な理由です。 あと結果的に、ページングファイルが連続した領域に置かれ、かつサイズ固定で今後もその状態を維持できます。
さて、ここまでで最低限の設定は終わりデス。
僕は XP 標準の LUNA インターフェイスは嫌い(注:テーマとか替えれば良いのがあるかもしれませんが、試していません)なので、クラシックスタイルに変更します。
あとこれは珍しいかもしれませんが、タイトルバーのグラデーションを切ってしまいます。 画面のプロパティ→デザインタブ→詳細設定ボタンで表示されるデザインの詳細ダイアログで、アクティブ タイトルバーと非アクティブ タイトルバーの色1と色2を同じ色にすればOKです。
マニュアル等で画面/ウィンドウをキャプチャすることの多い方、上記の設定ですと、キャプチャ画像の色数を落とす際にうまくいきます。 よかったら試してみてください。
スタートメニューも同様にクラシックスタイルに変更します。 僕はクイック起動をよく使うので、有効にして5個ぐらい表示されるようにしておきます。 カスタマイズ ボタンでアイコンを小さくしておくこと、「頻繁に表示されるメニューを優先的に表示する」を外しておくこと、は必須ですね。
あと、僕はいまだにコマンドプロンプトをよく使用するので、ショートカットをクイック起動に追加しています。
その際にショートカットのプロパティで、起動オプションで "/f:on" を付けておくのがお勧め。 Ctrl+f,Ctrl+d でファイル名の補完ができるようになります。 また作業ディレクトリが My Document 以外にある場合には、指定しておきます。
またオプション タブで、簡易編集モードをチェックしておくと、コマンドプロンプト上でマウスによる範囲選択ができ、けっこう便利です。
以上、わりとオールドタイプな初期設定をご紹介しました。