yamachan 日々のメモ

雑談用blog?

2006-11-30

ゲーム: プランナーの視点

僕が購読している雑誌は ゲームサイド という、古いゲームをメインで扱う雑誌一冊だけ。 以前に ゲーム企画屋 佐ぶ という方の「佐ぶの技術セミナー」という連載がありました。 その中で印象に残っているのが ユーゲー No.8 の「宝箱の秘密」という解説。

苦労して発見した宝箱を開けると、中には前の町で買ったばかりの武具が入っていてガッカリ。そんな経験ありませんか?


これは経験がありますね。 無謀な突撃型のプレイヤーへのフォローだと考えていました。でも、もう少し深い意味もあるようです。

プレイヤーの所持金の調節機能です。(中略) これで、早解き型とじっくり型のプレイヤーの所持金の差が5千ゴールド縮まったわけです。すると、アイテムの買い取り価格が調整額に影響していることもわかります。


言われてみれば、その通りです。 ちょっとした視点の切り替えですが、最初は目から鱗の気分でした。 それ以来、ゲームでプレイヤーを楽しませるための、プランナーの工夫を少し意識するようになりました。 この視点の切り替えは、映画とかシステム構築とか、いろんな場面で有効な気がするんですよね。

超操縦メカMG (c) Nintendo

ところで、Nintendo DS でプレイしていた 超操縦メカMG ですが、プレイ時間が50時間を越えたあたりで諦め気味。 ゲームはクリアしたものの、メカをコンプリートするのが大変で...。 幾つかのメカ(設計図)の出現確率が異様に低いようで、まったく出ないっす。 同じ作業(ミッション)を繰り返していると、飽きるし疲れるし、そして虚しくなってくるんですよね。

前から思っていたんですが、ゲームにかかわらず、ほんの些細なものであっても、見返りがあると長続きしませんか? 例えば RPG で、雑魚敵に出会ってもそれほどイライラしないのは、些少であっても経験点とお金が得られるのが理由じゃないかと。 お金に困っていなくて、レベルも上限に達してしまった状態で、雑魚敵に出会うととたんにイライラしたりしますし。

超操縦メカMG では、繰り返しの作業で一応、お金は得られるんですが、、、そのお金の使い道が無いのが問題。 無意味に増えていく数字が逆に悲しい。

僕がプランナーだったら、一定回数のミッションをこなせば不足している設計図をもらえる、とか、長くてもいいから先の見える別の条件(言い方は悪いが救済措置)を用意するとおもいます。 ごく僅かであっても、行為に意味をもたせておくこと、少しでも前に進んでいることが想像できること、が大切だと思うのです。

ま、これは僕がじっくりコツコツ型のプレイヤーだからかもしれませんが。 (^-^;

2006-11-26

PC: パソコンの買い替え

我が家のVAIO君 (c) SONY

Windows XP 発表と同時に購入した、僕の自宅パソコン。 もうすぐ5年になりますし、そろそーろ買い換えたい時期ですね。

ちなみにこれ、当時の高級機で Pentium4 1.7GHz、256MBメモリ、80 GB HDD というスペック。 メモリ(+256MB)とHDD(+120GB +250GB)を強化しているものの、現在では格安パソコンにすら完敗しそうなスペック。 最近、いろいろ限界を感じています...。

新機種購入にあたり、僕的な検討ポイントは重要な順に以下のようなかんじ。

(1) HDMI入力ができ、WSXGA+(1680x1050)以上の解像度のディスプレイと同時購入

HDMIは将来的にPS3やHDDレコーダー等を接続したいため。 HDCP対応のDVIでも可。 解像度は使用しているノートPC(SXGA+)よりは大きくないと、デスクトップとして悲しいかな、と。 時期的にはちょうどいま、競争が激しくなってきているエリアで、買うタイミングが難しい雰囲気。

HDソースを劣化なく表示できるWUXGA(1920x1200)解像度であれば文句ないのですが、やっぱ贅沢ですかねぇ。そんな予算があれば、リビングの古いテレビをなんとかしろと、家族に言われそうな気も...。

え。 なぜディプレイ購入が次のパソコンの最重要条件になっているかって? 実は僕の愛機であるVAIO君には、最大解像度がXGA(1024x768)という信じられない制限があります。 ディスプレイカードを取り替えればいいような気がしますが、そうするとテレビ関係の機能が全部使えなくなるという縛りが。 そうなると、もう VAIO である意味は無いわけで...。

(2) Vista に移行して、上記の解像度で Aero が普通に動作するビデオカード

これ、意外に難問で、例えば DELL のサイトをみても、この条件をつけると筐体がミニタワー以上になってしまうんですよね。 ロープロファイル、低発熱のものに限定されるのが理由だとは思いますが。まぁDELL/EPSON Direct 等の直販大手の一般向けモデルはいつも、GPUが弱いというか、選択肢が妙に限られている気はするんですが。

Windows Vista が出荷されれば、ある程度は改善されるとおもいますが。 Direct X10 世代、統合シェーダー採用で、お手ごろなメインストリームのGPUが出てくるのを期待しています。

(3) ある程度は省電力でデュアルコア以上のCPUであること

地球に優しくない Pentium4 をずっと使ってきたトラウマといいますか。(夏に熱によるHDD破壊を二度、経験済み...) まぁ、これは既に Core Duo で実現されていて、気がついたら Core 2 Duo は当たり前、Quad まで出てきている始末...。

(4) メインで 500GB 以上の SATA HDD と、追加できるベイ

HDD はとりあえず、現在のデータをすべて移せる大きさであってほしい。 かつ、はやいうちに 750GB 程度のドライブを追加し、大量にある子供のビデオ映像を取り込んでおきたいんですよね。 DVテープの劣化や、DVカメラの寿命(次は絶対にテープ媒体にはしないつもり)が怖い。

HDD性能は現在のPCのボトルネックの1つだとおもいますね。 ファイルコピーに何分待たせるんだ、みたいな。 かといってRAID導入はちと大げさな気がする。 RAID0(ストライピング) 怖いし。 あと、デュアルコアなので起動するタスク数が増えることが予想され、ランダムアクセス性能が改善しそうな NCQ 対応だと嬉しいかも。

(5) テレビ関係の機能は特にいらない

いまだと型落ちの HDDレコーダーを別に買ったほうが安くて便利な気がする。 取り込みが必要であれば RD 系列でOK。 アナログで良ければ安い RD-H1/H2 とか。 しばらくは VAIO も残すだろうしね。

以上、5項目ぐらいかな。メモリは 1GB 以上、qemu とかを考えれば、2GB あれば良し。 光学ドライブは通常の DVD マルチ程度で問題なし。

OS を Windows XP のままでいくか、Vista にするかも、悩みどころですね。 これはソフト実行時の互換性とか、もう少し様子をみて...。

まとめてみて気がつきましたが、もし冬のボーナスで購入する(購入できる)と仮定するならば、基本性能の高いパソコン本体を、とりあえずオンボード・ビデオで利用。 1年後ぐらいにビデオカードとディスプレイを追加購入、というのが安全かもしれませんね。

この場合、OS はできれば XP の Media Center Edition にして、Vista アップグレード権を確保しつつ、アップグレードはとりあえず保留がベストかな? 「テレビ関係の機能は特にいらない」とは矛盾しますが、まぁ安いチューナーが付いていても、Vistaアップグレード代とあまり変わらない気がしますし。

さーてあとは、冬のボーナスがちゃんと出るかどうか、だなぁ。(^-^;

2006-11-25

Blog: Bloggerサイトのバグ

この Blogger サイトを使い始めて、ずーっと気になっていたのが 「記事ページを単独表示させると、真っ白な空白ページになる場合がある」 という問題。 この場合、記事の下にある "links to this post " をクリックすると真っ白なページが表示されます。 誰かが記事にリンクしようとしても駄目なわけですから、ある意味、Web サイトとしては致命的な症状...。

調べてみると teacupちょっとききタイ! サイトに、そのものズバリ Bloggerのページが真っ白! という質問項目がありました。 特定のテンプレートで、以下のようにメタタグとタイトルタグの順番が逆になっているのが原因トカ。 それが「日本語タイトルをきちんとエンコードしていない」 という別の問題と組み合わさっているようです。

<title><$BlogPageTitle$></title>
<$BlogMetaData$>

テンプレートの最初にある、この2行を入れ替えたら直りました。 問題のページの html を調べたとき、確かにタイトルタグの位置が変だとは思っていました。 ページをIEでソースを見るとちゃんと表示されるのに、 「Webアーカイブ、単一のファイル (*.mht」)」形式で保存してみると中身が空になるので、html の構成が崩れているっぽいとは思っていたんですけど。

たぶんタイトルの最後の文字の文字種類によって、タイトルタグの終わりが検出できない場合があり、全体がタイトルだと認識されてしまったのではないかと。 具体的には、最後の文字の二バイト目が、次の </title> の "<" 文字を潰してしまっているっぽい。

これが正しいとすると、Blog のタイトルの最後を 「?」 や 「合」 の文字にすると、テンプレートによっては、Blog トップページが真っ白になるのではないかと...。

わりに迷惑なバグなので、Blogger サポートにバグ報告をしておきました。 入力フォームが英語だったので、拙い英語で。 通じるかは不明ですが。 (^-^;

2006-11-24

Windows: DirectShow filter の競合

とある動画ファイルを Windows Media Player で再生したところ、音が出ない。 真空波動研 によると AC3コーディックらしいので、何も考えず AC3Filter を導入。 問題なく再生できるようになりました。 しかし後日、DVD を観ようとしたら...


Key exchange for DVD copy protection failed.

という謎のエラーに遭遇。 調べてみると DirectShow filter の優先度の問題のようです。 DirectShow Filter Tool にて、AC3Filter の優先度を下げ (MERIT_DO_NOT_USE: 0x200000) たところ、問題は解消。 しかし動画のほうは再生できない状態に...。 DVD プレイヤーの音声コーディックと、AC3Filterが競合状態になってる模様。

これでは面倒なので、動画を見るプレイヤーを VLC Media Player Portable に変更することで解決しました。 Portable 版をわざわざ使用するってのがポイント。 たいていの Windows 環境でそのまま動作するってことは、僕のマシンの DirectShow filter 設定を変更しないでも使えるってこと、と考えてみたワケです。

iso ファイルや VIDEO_TS な状態にも対応しているので、DVD再生にもけっこう便利に使えています。 お勧め。

ところで MPEG-2 コーディックって有料でしたよね。 Windows XP に DVD コーディックが標準で入っていないのも、そのせいだったと記憶しています。 いつの間に、フリーウェアで DVD 再生できるようになったのだろう? もしかして現在は無料だったりするのでしょうかね?

2006-11-23

家電: D-FAXに移行中

10年以上使ってきたウチのFAX機の調子が悪いです。 印刷部が死んでしまったようで、コピーも印刷もできない。 困ったことに、届いたFAXを閲覧する手段がなく、ずっと放置したまま...。 (送ってくれたヒト、ごめん)

調べてみると最近の FAX機ってわりと安くて、通常の電話機+1万円ぐらいで買える様子。 ただ、最近のウチでのFAX使用頻度は低いので、設置スペースが無駄な気がする。 FAX機ってけっこう良い場所を占有しますよね...。 またプリンタとスキャナを所有しているので、流行の複合機を買うのも気がひけるし。

調べてみたら D-FAX という良さげなサービスがありました。 FAX 受信した内容を、e-mail してくれるサービスです。 利用頻度が低いので、利用料が無料 (送信者に料金がかかるけど) というのが魅力的です。

3ヶ月以上使用しないとアカウント削除される場合がある、というのが少し気になりますが。 とりあえず家の FAX 機で送信はできるので、定期的に FAX 送信しておけば問題ないのかな、と。 興味ある製品等の資料請求をしてもいいとおもいますしね。

ちなみに運営している YOZAN にはあまり良いイメージは無かったのですが、Web サイトのトップページでも紹介されていますし。ケータイWatch スタパトロニクス2001年当時の記事 があり、わりと長く続いているサービスのようですし。

ただ、たぶんですが、結果を FAX 送信する抽選など (例: ドラマのエキストラ募集) では使えない場合が多いだろうなぁ、と。

2006-11-11

qemu: Win2k を導入してみました

前回の続き。 IE5 を探していて思い出したんですが、Windows2000 って最初、IE5 ではなかったかと。

むろん Windows2000 も手元にあります。 昔は自作PC派だったので、パッケージ版の Windows は幾つか買いました。 で、今のマシンの Windows XP は全部プリインストール(OEM)版なので、ライセンスはけっこう余ってます。 こういうヒト、けっこう多いんじゃないかな。

例によって qemu に導入したんですが、特に問題はありませんでした。 インストール時に必要な -win2k-hack オプションを付けるのがポイント。 CD-ROM から起動するので、Windows98 より導入自体は簡単なぐらい。 ただ非常に時間はかかりました。

※ 導入だけ異様に遅いので、何か問題が発生して内部でタイムアウト待ちが発生しまくっているような気も

で、起動してみると、やはり IE5 が入っていました。 よかった。

と、ここで終われば、楽だったんですが...。 パッチを当てた最新版もついでに作っておこう、とか考えたのが間違い、苦難の始まりでした。

まずは Windows update から SP4 を導入しようとして、エラーになりました。


システムの更新でエラーが発生しました

ネットで情報を探してみました。「SP2 までは問題ナシ」「SP3でMsgina.dllが問題があって、SP4のものと置き換えが必要」「SP4とDeirectXの最新版は入らない」など悲しい情報がもりだくさん。

あれ、でも手元の「爆速エミュレーターQEMUでいこう」というムック本には、SP4も「トラブルを起こすことなくインストールできる」と書いてあるんだけどなぁ。 で、本にあわせて起動バッチファイルの以下の設定を削ってみる。

SET SDL_VIDEODRIVER=windib
SET SDL_AUDIODRIVER=dsound
SET QEMU_AUDIO_DRV=dsound
SET QEMU_AUDIO_LOG_TO_MONITOR=0

が、結果は変わらず。 残った違いは、本では qemu-0.8.0-windows-2.zip を使用しているが、僕はより新しい qemu-0.8.2-windows.zip を使用しているところ。 エンバグ?

別なところで SP+メーカー を使用したディスクから、導入できたとの情報を発見。 エラーは2度、発生するものの導入は可能とか。 さっそくパッチ全部いりの Windows2000 導入ディスクを作成し、挑戦してみる。

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エラー連発。 特に3つ目のエラーが連続で出て、インストールの続行ができず。 .NET Framework 入れなければ、これは回避できそうな気はするけれど...。 最初の2個のエラーでは止まらなかったので、元ネタのヒトは入れてなかったのでしょうね。

というところで、今、止まっています。 SP2 + 可能な限りのパッチ、でおさえておくのが無難だとは思うんですが。 でもできないと気になってしまうのは、まぁ、性分ですから...。